結論から
アイスランドのオーロラツアーは、たいてい出発から帰着まで3〜5時間かかり、そのほとんどをバスの中で過ごします。外に立っているのは、そのうち1〜2時間ほど。暗闇の中、風に吹かれながら待つことになります。オーロラが現れるかどうかを決めるのは雲と太陽活動であって、ツアーではありません。体験を一文でまとめるとそういうことで、このあとの内容は、計画を立てやすくするための詳細です。
一晩の流れを時間ごとに
お迎え、20:30〜22:00ごろ。ほとんどのツアーは、レイキャビクのホテルやバス停で参加者を乗せ、夕方の早い時間帯に出発します。正確な集合場所は前日に確認してください。宿泊先が市外にある場合、お迎えが含まれているとは限りません。
移動、30〜90分。乗車した時点で、行き先を知っている人はいません。ガイドが、出発前の最後の数時間に雲の分布図とオーロラ予報を見て決め、別の場所に晴れ間が出れば、道中で変更することもあります。ツアーにお金を払う価値があるのは、まさにこの部分です。自分で場所を選ぶ場合との違いは、ツアーか、レンタカーか(英語)で解説しています。
停車、1〜2時間。バスは、駐車場、路肩の待避所、溶岩原など、暗い場所に停まります。寒さの中に降り立ち、バスの明かりから離れて、待ちます。よいガイドは、何を探せばよいか、どの時点でその場所を見切るべきかを教えてくれます。「あと10分だけ待ってみましょう」という言葉は、一度ならず耳にすることになるでしょう。
帰り道、到着は01:00〜03:00。翌日は疲れが出ると思っておいてください。長距離の運転や早朝のフライトが控えているなら、最後の夜にツアーを入れるのは避けましょう。
どれくらい寒いのか
気温から想像するよりも寒く感じます。じっと立っているからです。冬の夜の停車地点は氷点下前後のこともありますが、つらいのは体感温度で、足先と手先から冷えていきます。多くの催行会社が防寒オーバーオールを貸し出しているので、予約のときに尋ねておくとよいでしょう。それでも、重ね着できる服、帽子、薄手の手袋の上にはめる手袋(スマートフォンを扱えるようにするためです)は自分で持っていってください。持ち物の一覧は、オーロラの夜の持ち物リスト(英語)にあります。
オーロラは実際にはどう見えるのか
パンフレットのような光景を期待してはいけません。控えめな夜のオーロラは、北の低い空に浮かぶ淡い灰緑色の帯で、カメラには肉眼よりも多くの色が写ります。強い夜には、オーロラは速く動いて明るくなり、その停車地点で過ごした時間が夜全体に見合うものになります。どちらも、見たことには変わりありません。どちらを期待すればよいか知りたい方は、オーロラは肉眼でどう見えるのか(英語)をお読みください。
何も見えなかったら
そういうことは起こりますし、誰のせいでもありません。冬の夜は、かなりの割合で空が雲に覆われますし、空が晴れていても、オーロラが現れるには太陽風が届く必要があります。何が受けられるかは、どちらの種類の失敗だったかによって変わります。
- 催行会社がツアーを中止した場合:返金または振替が受けられます。
- ツアーは催行されたものの、何も見えなかった場合:通常は返金されませんが、別の夜に無料でもう一度参加できます。
このため、旅行の最初の夜に予約するのが最適です。うまくいかなくても、再挑戦に使える夜が残っているからです。最後の夜に予約すると、再挑戦の価値はほとんどなくなります。各社の規定を比べた内容は、オーロラツアーで実際に返金されるもの(英語)にまとめています。
上手に楽しむために
- 滞在の早い時期に予約する:再挑戦の機会を残しておくためです。
- 自分でも予報を確認する:リアルタイムのオーロラ予報では、観測スポットごとの雲とオーロラのスコアが分かるので、中止の連絡や行き先の判断が妥当かどうかを知ることができます。
- 目を20分間慣らす:暗闇に目を慣らすため、スマートフォンの画面は見ないようにしましょう。
- グループの人数を尋ねる:少人数のグループのほうが柔軟に動けることが多く、催行会社はツアーのページで比較できます。
- 現実的に予算を組む:ツアーは積み重なる費用のひとつで、旅行費用の内訳(英語)に示すとおりです。
Aurora Iceland アプリは、すべてのスポットを5分ごとにスコア化しているので、ツアーの夜には、ガイドの判断が空の様子と合っているかどうかを自分の目で確かめられます。乗車する前に今夜のページを開いてみてください。